日産GT-R(R35) 【レンタカーLife】外車レンタカー&カーシェアリング比較

国産スーパーカー Nissan GT-R レンタカー試乗記

急加速ジェットコースターみたい?
バンジージャンプ以来の衝撃。

Memoryスーパーカーと呼ばれるクルマを初めて見たのは、子供の頃に父親がプレゼントしてくれたカードでだった。
何枚ものカードに、赤や黄色の平べったいクルマの写真が印刷されていた。
これは何だろう?
おとうさんのクルマとも、近くの大通りを走っているクルマとも違う、まったく形の違うクルマ・・・。
食い入るように何度も眺めたのを覚えている。

当時はスーパーカーブームで、男の子はランボルギーニやフェラーリに夢中だった。
僕は最高時速300km/hのカウンタックが好きで、さらにその上にフェラーリなんとかが302km/hの最高速度を持っていた。
友達と時速2kmの差について語りあったのを、今でも覚えている。

時は過ぎた。
僕は、あの頃の僕と同じようにクルマが大好きな男の子の父親になっていた。
そして2010年、横浜のゼウスレンタカーで借りたGT-Rのスピードーメーターには、340km/hまでの数字が刻んであった。

ゼウスレンタカーは高級感あふれるレンタカーショップでした

ゼウスレンタカー店内
特集LinkIconでも触れていますが、ゼウスレンタカーは横浜みなとみらいにある高級車のレンタカーショップです。
みなとみらいという比較的新しい駅の改札を出てすぐのところにあって、横浜を中心に三浦半島・千葉・高尾山などへのドライブを楽しめそうです。

予約した9時に到着すると、想定外の歓迎ムードで席に案内されたのですが、これがどうもくすぐったい。
普通のレンタカー屋さんと違って、事務的に処理してくれないのです(笑)
座るために椅子を引いてくれるなんて、ちょっとしたレストランでしか経験したことないですよ。
テーブルや椅子は高級インテリアショップでしか置いてないようなデザインだし、店内の雰囲気は統一されていて美しく、清潔に保たれています。
思わず僕も姿勢を正してしまいました。

あっ、でもこの黒を基調にしたインテリアは男性的ですね。
女性にはどうかなあ。
「落ち着ける空間」ではなく、「いつもと違う体験」をしてもらいたいということなのかもしれません。

店長の仙波さんがこちらがリラックスできるような優しいもてなし方をしてくれるとのは対照的に、どこか浮き足立つような感じがします。
フワフワと雲の上を歩いているような気持ち良さを感じるか、落ち着かないと感じるかは人それぞれかも。

たぶん、僕が「落ち着かない」と感じたのは、普段利用しているお店で不当に扱われることに慣れてしまっているからですね。お客のことより自分の商品の売り込みにしか関心がない量販店の店員とか、やる気のない給仕係に食事を運んでもらったりすることを、いつの間にか当たり前だと思ってしまっていたようです。

GT-Rにご案内

赤レンガ倉庫前のGT-R
宮地さんという方が駐車場まで白手袋をして案内してくれます。
こうしたスタイルは全く経験したことがありません。
その白手袋でもって「足元お気をつけください」なんて言われると、どこのホテルの部屋に案内されるのだろうと思ってしまいます。

しかし行き着く先は駐車場(笑)
ここにGT-Rが待っているわけです。

高級スポーツカーやオープンカーを揃えるゼウスレンタカーのラインナップの中でも、今回お借りしたのは国産量産車最速を誇る日産GT-R。
写真で見ても迫力の外観は、1895mmの超ワイドな実物を見るとさらに驚きます。
GT-Rの独特の存在感は、初めてステルス攻撃機を見たときのゾクゾクするような感覚を思い起こさせます。

駐車場で待っていてくれたGT-Rは、ハンドルにビニールをかぶされ、まるで新車のように清潔にされていました。
操作の分からないところはすべて教えてもらえるし、その説明のしかたも丁寧なので、やはりここはクルマの中じゃなくてホテルの部屋のようだとまた錯覚。
これから始まるのはスポーツカーのドライビング体験だということを、ほとんど忘れかけていました。

最初にGT-Rを動かした感触ですが、とにかくボディサイズが大きいという印象でした。
地下の駐車場に低く迫力のある排気音が響き渡っています。
「この音、自分が運転してるクルマの音?」
どこか信じられない思いがします。

斜め後ろからの迫力のスタイル斜め後ろからの迫力のスタイル
フロントフェイスは意外と大人しい?フロントフェイスは意外と大人しい?
GTRマークはボディ前後にGTRマークはボディ前後に
厚く盛り上がった迫力あるリア厚く盛り上がった迫力あるリア

写真をクリックすると拡大表示されます。

ブレンボ製ブレーキブレンボ製ブレーキがのぞく
どうやって開けるのかな?どうやって開けるのかな?
押すこと自体が快感押すこと自体が快感
レーシーなバケットシートレーシーなバケットシート
黒とメタリックのコクピット黒とメタリックのコクピット
ランフラットタイヤとアルミ鍛造ホイールランフラットタイヤとアルミ鍛造ホイール

さあ出発!

GT-R ヘッドランプ
いやあ、こんなクルマを自分が運転する日がくるなんて思いませんでした。
狭いところでは気になった車の幅広さも、道路に出てしまえば気になりません。
普通のセダンと変わらない高い目線位置が、普段運転している車との違和感を少なくしてくれてるのかもしれません。

しかしクルマが発している雰囲気は、普通のクルマと全く違います。
480psのエンジンは「いつだって臨戦状態だ」と言わんばかりにアイドリング中も低いうなり声を常に上げています。
自動変速のMTは、遠くの方でガシャンガシャンと音を立てて常に変速を繰り返し、加速時のシフトアップでは小さな変速ショックとして体に伝わり、減速時のシフトダウンはブレーキペダルを突き戻すことで右足に伝えてくれます。

「オートマと同じように運転できるけど、これはオートマじゃないんだ。」
当たり前のことかもしれないけれど、クルマ雑誌で読むのと実際に体験するのとは大違い。
ドライバーが触れるハンドルやペダル、クルマ全体の振動を通して、ドライビングという会話を楽しむ時間。

さあ、どこへ行こうか?



やはり並みじゃなかった。GT-Rの加速。

GT-R テールランプ
GT-Rの加速を体感したのは、高速の追い越しが最初でした。
こんなに大きくて重いクルマなのに、空に飛び出しそうなくらいの加速ができるなんて想像もできず、想定外の出来事に言葉を失いました。
こんなに加速がいいと前のクルマにすぐ追いついてしまいます。

えーい、これじゃ欲求不満じゃないか!
でもそれで良かったのです。
前走車に追いついて減速したら、すぐオービスが目の前にあったのですから。。。

2回目はGT-Rのドライブにもかなり慣れたころ。
信号が青になって前に車がいなかったので、制限時速まで思い切り加速しようと思い立ちました。

アクセスを思い切り踏み込んでみまっ、うわ!!!

文字にすると「うわ!」ですが、そのときは声も出せませんでした。
富士急ハイランドのドドンパを思い出していました。
あの、空母で艦載機を押し出すカタパルトを利用した急加速ジェットコースターです。
脳みそが後ろの方に移動したみたいに感じる、あの感覚です。

時間の感覚がゆっくりになったところを見ると、それが異常事態であることを脳が察知した証拠でしょう。
とんでもないポテンシャルです。

GT-Rでのドライブは?

木陰で休憩中のGT-R
普通にドライブする上でのGT-Rの印象は、やはりスポーツカーです。
減衰力を変えられるサスペンションがついていますが、一番乗り心地が良いモードにしてもやはりスポーツカーなりの乗り心地です。
ピュアスポーツと言われる車種と比べればセダンに近く、室内も(2名乗車なら)そこそこ広いため居住性は高いと思います。
ただバケットタイプのシートにしっかりと体をホールドされてしまうので、リアシートの荷物を取るために後ろを振り返るには、一度体を完全にシートから離して座り直してからじゃないと無理かもしれません。
助手席の方は手荷物を足元に置くなどしてドライブ中の快適性を確保しましょう。

そうそう。
この減衰力を変えられるサスペンションは面白いです。
一番堅くするとお尻をキュっと締め付けられるように感じるし、一番柔らかくするとソファに腰掛けたような「お尻の筋肉がゆるむ」感じがします。
高周波で筋肉を動かすことでマッサージする器具がありますが、それに似た妙な感触があるので一度試してみて欲しいです。

クルマを停めるときはやはり緊張します。
縦列駐車のときにGT-Rのボリュームのあるお尻を車と車の間に入れるのは、かなり大変です。リアタイヤ後ろのバンパー(スポイラー?)もかなり低めなので、背の高い車止めにタイヤを当てるまでバックしてしまうと傷をつけてしまうかもしれません。
慎重に何度か切り返したりしてなんとかGT-Rを駐車スペースに入れると、妙な達成感がありました。

いつも乗ってるクルマでは当たり前のことでも、レンタカーで初めて乗るクルマでそれが出来るとすごく充実した気分になれるんですよね。
それがレンタカーで色んな車種に乗ることの楽しさの1つだと思います。

ただいま


クイーンズスクエアの駐車上に入れてGT-Rを停車させたところで、ゼウスレンタカーに電話。
まもなく先ほどの宮地さんが迎えにきてくれて、クルマのチェックをして返却完了となりました。
それからお店の方で飲み物をいただきながら、しばらくお話して帰りました。

ガソリンスタンドでなかなか満タンにならなかったこと(エア抜けが悪かった?)、減衰力可変サスペンションが意外に楽しかったこと、動画を取ろうとして苦労したことなど、楽しく話すことができました。
レンタルしているクルマのことをよく知っていて、共感してもらえるということが楽しく話すことができたポイントだと思います。

さて、今度はオープンカーをお借りしたいです。
できれば晴れてても涼しい秋冬にでも。

ゼウスレンタカー受付

ゼウスレンタカーで個人的に感じたことの復習

ここがよかった
・接客やサービスなどにホスピタリティ(おもてなしの心)を感じる。
・クルマの待機状態はどのレンタカーショップと比べても1級品。
・ラインナップも横浜という街の雰囲気にあっていて、”ここで借りる理由”になりうる。
・お店に1歩足を踏み込んだときから高級な雰囲気の中での体験ができる。

うーん
・「ル・ボラン」や「カーグラフィック」の読者にはいいが、「カートップ」や「ホリデーオート」の読者には少々入りにくいショップ(笑)

ゼウスレンタカーさんは2011年1月30日をもって閉店しました

ゼウスレンタカーのサイト(http://www.zeus-rent.jp/)はすでに閉鎖されています。

GT-R 2013年モデルのレンタカーが登場

「Kiss my life」で2013年モデルのNissan GT-Rレンタカーを紹介しています。

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